ライフプランと住まいの資金計画は一緒に考えるべき?
結婚や出産をすると、マイホームの必要性を感じ検討し始めることになるでしょう。しかし、高い買い物なため慎重になるべきです。そこで考えてほしいのが、ライフプランとマイホームの資金計画でしょう。結論からいえば、ライフプランとマイホームの資金計画は順序立てて考えるべきです。詳しく解説するので、ぜひじっくり読んでみてください。
そもそもライフプランって何?
生涯生活設計のことです。生涯にわたって充実した人生を送るためにどのようなことが必要なのか、将来の生活状況や環境の変化を予測し、作成しなければ、計画的な人生がおくれません。そもそも人の価値観はさまざまなもので構成されており、道徳的価値・環境価値や地域の価値・経済的価値・文化的価値があります。
個人の生き方も多種多様化しており、家族構成も以前のような大家族ではなく、夫婦と子どもの核家族、共働きファミリー、そしてシングルなどがあります。就業形態も会社員だけではなく、自営業や派遣、そしてフリーランスなど多様な働き方が出てきました。転職の機会も増えており、以前と比較すると、ライフプランの設計は難しいのです。
生活に必要な費用は一定ではない
ライフプランを考えるうえで重要になるのが、生活にかかる費用です。毎月かかる費用が一定であれば大きな問題はありませんが、人生は何が起こるか分からず、突然高額な費用負担が発生する可能性もゼロではありません。そういった状況に備えるためにも、老後資金を貯めなければならないのです。
したがって、マイホームの購入にかけられる資金は、現在だけではなく将来の収入、さらには貯金、そしてライフプランを加味する必要があります。総合的に無理のない予算で建てられるかが重要なのです。
必要なお金は状況によって異なる
結婚して幼い子どもがいる場合は、今後、小学校および中学校、さらには高校や大学へと進学します。公立に進学するのか、それとも私立に進学するかでも、かかってくる学費は大きく異なるでしょう。ほかにも、車のユーザーであれば買い替えのタイミングによってコストが変わってくるうえ、子どもを増やしたいかどうかによっても必要なお金は変わってきます。
ライフプランから住まいの資金計画を立てよう
住宅ローンの返済がギリギリできるような計画を立ててしまうケースが多いのですが、住まいの資金計画とライフプランを同時進行で進めてしまうと、余裕のある資金計画を立てられません。そういった事にならないためにも、まずはライフプランから作成します。
ライフプランは、まずは子どもの有無から考えていくとよいでしょう。子どもを作るのか作らないかでも、必要な資金には大きな違いが出てきます。子どもがいなければ学費がかかりませんが、いる場合は長期にわたり学費が発生します。
また仕事についても、今の仕事をこのまま続けていくのか、それとも転職するのかによって計画は大きく変わってくるでしょう。今の仕事を続ける場合は、収入を予測しやすいですが、転職する場合は予測どおりに収入になりにくいため、より余裕のある資金計画が必要になります。
住宅ローンの考え方
ある程度のライフプランが組み立てられたら、次は資金計画を練っていきましょう。そこで絶対にしてほしくないのが、現在の収入から組める住宅ローンを住宅資金にすることです。収入から組める住宅ローンは、あくまで上限額であり、無理なく返済できるかは別問題です。
子どもの有無や毎月の出費、将来的に必要なお金がどれだけあるかによって、住宅ローンは決定してください。ちなみに住宅ローンを返済できないと、家を手放すことになり、ライフプラン自体が崩れることになりかねないので要注意です。
資金計画を立てるときの注意点
前述したように、もっとも注意してほしいのが住宅ローンです。住宅ローンに関する相談は、基本的にハウスメーカーに対して行うことになるでしょう。しかし、ハウスメーカーに相談しても、現在の収入から組める住宅ローンを提案されることになります。
ここまで話してきたとおりに、そもそも今後もその収入が続くとは限りません。ライフプランによっては、出費が大きくなり、仮に収入が増えたとしても資金の問題が発生する恐れもあるのです。年収から算出される住宅ローンの借入可能額は、あくまで上限です。無理なく返済できる金額ではないので、その点を理解したうえで相談する必要があるでしょう。
住宅のメンテナンス費用
一戸建てを購入する場合は、定期的に住宅のメンテナンス費用がかかります。それは住宅ローンの返済途中でも必要になるため、そちらも加味した資金計画を立てる必要があるのです。たとえば10年から20年に1回は、屋根および外壁工事が必要になるでしょう。
また毎月の住宅ローンの支払いだけではなく、固定資産税などの税金も発生するようになります。トータルすると、数百万円の金額になる恐れもあり、そちらも加味したうえで資金計画を立てる必要があります。
まとめ
ライフプランと住まいの資金計画は同時進行で考えるのではなく、まずはライフプランを設計し、そちらに合わせた資金計画を立てる必要があります。とくに重要なのが住宅ローンであり、限界ギリギリで設定するケースも少なくありません。
しかし、今後かかる費用も考え、なるべく余裕を持った金額に設定する必要があります。無理に返済期間を短くするのではなく、余裕を持った期間を設定し、実際に余裕が出たら繰り上げ返済で対応するのもおすすめです。
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