50代の独身女性の住まい計画!家を建てることはできる?

公開日:2023/03/15

独身者も増えており、シングルとして終の棲家を探している方も少なくありません。そこでこの記事では、50代の独身女性の家造りについて詳しくお伝えします。そもそも50代で大きな買い物をするのはよいことなのでしょうか。さらには、住宅ローンの返済と老後の貯蓄の考え方についても詳しく解説します。

大きな買い物は仕事が現役のうちに!

終の棲家に関しては、仕事が定年を迎えた60代以降にと考えている方が少なくありません。しかし、60代以降に終の棲家を購入しようとすると大きな問題に直面することになります。

そもそも定年以降になると、収入がほとんどなくなるため、返済能力がなくなってしまうのです。そんな状況で家を購入すると、基本的に蓄えから家の購入代金を捻出しなければなりません。

蓄えに余裕があれば問題ないかも知れませんが、もしも蓄えのほとんどすべてを使ってしまえば、今後の生活にも影を落とすことになるでしょう。そのうえ、蓄えだけでは足りないとなると、住宅ローンを組まなければなりません。

しかし、定年後となると、今後の返済能力がほとんどないため、ローン自体が組めないといった苦しい状況になることも考えられるのです。したがって、大きな買い物をするのであれば、仕事が現役の50代のうちに済ませるべきなのです。

50代女性の家の購入も珍しくない時代

そもそも離婚経験者を含めない生涯未婚率は、内閣府によると男性で23%、女性で14%にもなります。

生涯独身という方は増え続けており、とくに女性は、社会進出の広がりにより、男性と同じように定年を迎えるまで仕事を続ける方は増えています。つまり自分の収入だけで生活ができる方が増えているため、シングルをつらぬく人も増え続けているのです。

そこで50代シングル女性の選択肢の一つとなっているのが、自分の家を購入するというものです。40代から50代のシングル女性のなかには、ある程度の蓄えがあるケースも増えており、住宅ローンを組んで購入する例も増えてきました。

そもそも50代だからといって、住宅ローンが組めないわけではありません。収入が現時点であり、今後10年以上仕事をすると見込まれ、さらに退職金も期待できるので、ローン会社として魅力的にうつるわけです。

住宅ローンの返済と老後の貯蓄を同時に考えよう

では、50代の独人女性が住宅を購入する際に組む住宅ローンはどのように考えたらよいのかを明らかにします。住宅ローンの返済期間は、長くなると35年となります。50歳の時に35年のローンを組めば、完済するのは85歳になる予定です。

しかし、定年を迎える際に退職金が入ってくるので、その時点で繰り上げ返済や一括返済ができることも考えられるでしょう。それでは、50代の独身女性の住宅ローンの返済と老後の貯蓄について解説します。

ローンの年齢条件を把握しておこう

住宅ローンの多くは、一定の年齢制限を設けています。まずローンを組む際の年齢は65歳未満とされているのが一般的です。したがって、50代の独身女性であったとしてもなんの問題もありません。

いっぽうで完済時の年齢は80歳未満とされているのが一般的です。したがって、55歳の時に住宅ローンを組む場合は25年未満で完済できるように組めばよいのです。

老後資金の貯蓄ができる範囲内でローンを組むこと

定年を迎えてしまえば、現役のような稼ぎは期待できません。アルバイト・パートなどで一定の収入は得られるかも知れませんが、貯蓄を取り崩して生活していくことになるでしょう。

したがって、住宅ローンを組み場合は一定の貯蓄を残せるように計算する必要があります。その際は、住宅ローンの返済金だけではなく、管理費や修繕費なども加味しましょう。

定年後のローン返済が心配!リスクも考えよう!

50代で住宅ローンを組むと、定年後も返済を続けるのが一般的です。そこで、いくつかのリスクに晒されてしまいます。住宅ローンの返済については、貯蓄からの手出しが増えてしまうケースがほとんどです。

そもそも生活していくにも一定のコストが掛かり、そのうえで返済があるので、かりに収入があったとしてもまかないきれないことが多いです。また定年後は、ボーナス時の支払い増額は大きなリスクになる恐れがあります。

したがって、住宅ローンの返済期間と定年後の期間が重なるようであれば、ボーナス払いは設定しないほうがよいでしょう。また退職金で完済できるように、住宅ローンの返済期間等を事前にコントロールしておくのもおすすめです。

まとめ

50代の独身女性の住まい計画は直前で考えるのではなく、長期的に検討していく必要があります。50代でも住宅ローンを組むこと自体は問題ありませんが、返済期間が定年後と重なることになるのが一般的なため、月々の返済額なども考慮したうえで設定する必要があるのです。

なかには、50代で初めての家の購入という方もいるでしょう。右も左も分からないという方もいるのではないでしょうか。そんな方は、住宅購入に関する相談を無料でできる住まいの相談窓口をご活用ください。専門家があなたにマッチした住宅ローンなどのアドバイスをしてくれるはずです。

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