予算1,000万円で注文住宅は建てられる?価格を抑えたいならどうする?

公開日:2023/02/15


マイホームを建てるときは、誰もがこだわりを持って建てたいと望むため支出はかさみがちになります。まず予算を立てることから始めますが、できれば価格は抑えたいものです。今回は、もし予算を1,000万円とすると、注文住宅を建てることは可能なのか?価格を抑えるにはどうすればよいのか?を探っていきます。

注文住宅を1,000万円で購入することは可能か

注文住宅を1,000万円で購入することは不可能ではありません。ただし、かなりコストを抑えないと実現はできないでしょう。1,000万円の注文住宅を建てる場合は、平均の3割弱の費用に抑える必要があり、延床面積を狭くすることで抑えることが可能になります。

けれど国が定める最低居住面積水準は、3人世帯で40㎡、4人世帯で50㎡となっており、延床面積を狭くし過ぎると快適な生活はできません。延床面積以外でコストカットをするとすれば、土地代や建築費、外構工事費などが挙げられますが、大幅なコストカットをしなければ1,000万円で注文住宅を購入することは難しいかもしれません。

ローコスト住宅のメリット・デメリット

1,000万円で注文住宅を建てることは可能ですが、そのようなローコスト住宅のメリット・デメリットを考えてみましょう。

ローコスト住宅のメリット

ローコスト住宅の一番のメリットは、安い費用で家を建てられることでしょう。本体工事費を安く抑えることで、金銭的な負担を軽くできます。また、注文住宅の相場は3,510万円であり、頭金を10~20%ほど用意する必要があるでしょう。安い金額ではないため、すぐに準備することは難しく、全額を住宅ローンにするのは無理があります。1,000万円であれば、頭金なしでも返済額はそれほど大きくはならないので、住宅ローンを利用しやすいです。

ローコスト住宅のデメリット

ローコスト住宅は費用がかさむことはないですが、生活をスタートさせてからかかる費用がかさむというデメリットがあります。たとえばコストを抑えるために、設備や間取りを自由に選ぶことができません。また、屋根や外壁は経年によって劣化するもので、要因は熱や紫外線、雨風などさまざまです。そのため、屋根や外壁には定期的なメンテナンスが必要となりますが、安い素材を使用することで、メンテナンスの頻度が多くなる可能性が大きいです。結果的に安い素材の使用は、ランニングコストがかさむことにつながります。

そして依頼するハウスメーカーによって、利用できるアフターサービスの内容や対応は異なります。つまりローコスト住宅を建てた場合、アフターサービスを細かく受けることができないというケースが多いです。アフターサービスを充実させたい人は、ローコストの住宅の建築条件などをしっかり把握するようにしましょう。

ローコスト住宅を建てるときのポイント

それではローコスト住宅を建てるためのポイントを見ていきましょう。

シンプルな家にする

家の形をシンプルにすることで、建築費を抑えることは可能です。意識するポイントとしては「間取りを正方形・長方にする」「部屋数を少なくする」「屋根の形をシンプルにする」などとなります。

水回りの設備を固める

水回りの設備が集中していると、配管工事の費用が抑えられ、メンテナンスもしやすくなります。配管工事には定期的なメンテナンスが必要となるため、水回りは固めたほうが経済的です。

グレードを抑える

キッチン・バスルームなどの水回り、浴室乾燥機・床暖房などの設備などのグレードを抑えることで、コストダウンを実現できます。ただし、価格を抑えることだけにこだわると、グレードを落とし過ぎてメンテナンス性が低くなってしまうでしょう。有名メーカーはどうしても価格が高いため、手ごろなものを探すのもよいかもしれません。

安価な素材を使う

屋根や外壁、断熱材など安価な素材にすることで、コストを抑えることができます。けれど安価な素材を使用したために生活の質が落ち、メンテナンスの費用が高くなっては意味がありません。コストを抑えることでどのような影響があるのかを把握しておきましょう。

建築単価が安いハウスメーカーを選ぶ

建築を依頼するハウスメーカーによって価格は変わってくるため、建築費を抑えたい場合は、建築単価が安いハウスメーカーを選ぶことが望ましいです。このようにローコスト住宅を建てるには何点かポイントがあります。また、土地は形や「古家付きか否か」によって価格が変動するため、費用をしっかり確認しましょう。

まとめ

予算1,000万円で注文住宅は建てられるのか?価格を抑えたいならどうすればよいのか?を考えてきましたが、いかがでしたか?注文住宅の相場(3,510万円)と比較するとかなり差があるため、1,000万円で建てるには大幅なコストカットが必須となります。先にローコスト住宅を建てるポイントをご紹介しましたが、自分に適した方法を選択することが賢明で、誰にも妥協できない部分があるはずです。設備やグレードを落とすことでコストカットを実現させても、生活に不満が出てくる可能性があります。理想のローコスト住宅を建てるためには、専門家に相談をして適切なプラン作りをすることが大切です。

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